今日は「御霊うつし」を行いました。
御霊うつしとは、普段は本殿にいらっしゃるご神体を、お神輿に移す儀式です。
神社にある3基のお神輿と小中学生がかつぐ9基のお神輿、それから1基の青年神輿全てにご神体を移します。
これは、普段神社にいらっしゃる神様にそれぞれのお神輿に乗っていただき、町内を見ていただくための儀式です。
神社に鎮座するご神体がなぜ沢山のお神輿に一度に乗れるのか?不思議に思われるかもしれませんが、ろうそくの火を分けていく様子を思い描いていただけるといいかもしれません。
このように、ご神体が分かれてそれぞれのお神輿にお遷(うつ)りになります。午後7時半から始まるこの神事。薄暗い中でぼんやりと照らされた灯りに導かれながらご神体がお神輿に移っていく様子は、幽玄の美しさが感じられます。