毎年、終戦記念日である8月15日に戦没者慰霊祭を行っております。
また、遺族会の方々の慰霊祭もおこなっております。
慰霊祭とは、戦争で亡くなった方々の霊をお慰めし、現在の平和を感謝するためのお祭りです。
このお祭りは、慰霊顕彰(いれいけんしょう)を目的として行われます。
「慰霊(いれい)」は、一般的に聞かれる言葉ですが、「顕彰(けんしょう)」は、あまり聞かれることが少ないかもしれません。
顕彰(けんしょう)とは、功績や善行などを世に広めてたたえることです。戦没者の功績を、もっと世間に知ってもらい感謝しましょう、というねらいが、このお祭りにはあります。
祝詞の中では、戦争で亡くなった方々の家族が、嘆き悲しみながら日々の生活を送り、その悲しみを乗り越え、やがて、戦没者の子孫が平和な生活を築いていくさまを、戦没者が天から見守ってくれている、という内容の言葉を奉っています。
今の平和な生活が、戦没者の功績のうえにあることを忘れないためにも、心をこめて斎行しております。