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三霊神社について

ご祭神は、揖斐領主 岡田家3代の御霊。初代岡田善同(よしあつ)、2代善政(よしまさ)、8代善明(よしあき)です。

岡田家は、源氏の流れをくむ家柄で、古くは尾張に住み斯波(しば)家、織田家に属していました。初代善同は織田信長や豊臣秀吉に仕え、関ヶ原の戦いでは徳川家康について功績をあげ、可児・羽栗郡5000石を与えられました。寛永8年(1631年)采地(さいち)替により、西尾家(3000石)に代わり揖斐の領主になりました。

以来、岡田家は明治維新に至るまで238年間、11代にわたってこの地を治めました。

特に、善同・善政親子2代は美濃国奉行として木曽三川の治水事業を大きく進め、社会生活の安定と生産向上に大きく貢献し、治水の神様とまで言われました。

8代善明の代には、岡田家の財政も窮迫の極みに達していました。そこで、文化7年(1810年)から倹約法を実施し、家臣以下倹約に努め、財政の立て直しを行いました。

その後9代善功により、岡田家の功績をたたえるために、三霊社が創建されたと伝えられています。

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